Edgeの検索結果が別タブで開く原因と戻し方

豆知識

はじめに:Edgeの検索結果が別タブで開く症状とこの記事でできること

問題の簡単な説明と発生パターン

「検索結果をクリックしたら、毎回別のタブが開いてしまう…」
「前は同じタブで開いていたのに、いつの間にか挙動が変わった気がする」

Microsoft Edgeを使っていると、こんな違和感を覚えることがありますよね。普段は何気なく検索しているだけなのに、リンクを開くたびに新しいタブが増えていくと、

  • どこまで読んだのか分からなくなる
  • 画面がごちゃごちゃして集中しづらい
  • 閉じるタブが増えて、ちょっとした手間になる

と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

検索そのものは問題なくできているだけに、「致命的な不具合ではないけれど、地味に使いにくい」というのが、この症状のやっかいなところです。毎日使うブラウザだからこそ、小さな違和感でも積み重なると意外と負担になりますよね。

この症状は、Edgeの設定変更・拡張機能の影響・検索エンジン側の仕様変更など、いくつかの要因が重なって起きることがほとんどです。WindowsやEdgeのアップデート後に起きやすいのも特徴で、

「自分で何か設定を変えた覚えがないのに…」

と感じる場合でも、実際には自動更新による影響というケースも少なくありません。突然起きたように見えても、実は「どこかの設定が少し変わっただけ」ということが多いので、必要以上に心配しなくて大丈夫ですよ。

本記事の対象読者と解決ゴール

この記事は、次のような方に向けて書いています。

  • Edgeの検索結果が別タブで開くのを、以前のように戻したい方
  • パソコン操作にあまり自信がなく、できるだけ簡単な方法で直したい方
  • その場しのぎではなく、原因も理解して再発を防ぎたい方

専門用語をできるだけ使わず、「ここを確認すればOK」という形で進めていくので、設定画面が少し苦手な方でも安心して読み進めていただけます。

ゴールはとてもシンプルです。
原因を切り分けて、最短ルートで元の挙動に戻すこと

あれこれ難しい操作をする前に、まずは5分〜10分ほどで確認できるポイントから順番に見ていきます。「全部やらなきゃいけない」ということはありませんので、できそうなところだけ試しても大丈夫です。

事前に確認すること

作業を始める前に、次の3点だけ軽く確認しておきましょう。

  • Edgeが最新バージョンかどうか
  • どんな拡張機能を入れているか(名前が分かればOK)
  • どの検索エンジンを使っているか(Bing/Googleなど)

ここで大切なのは、「完璧に把握しよう」と思わないことです。あとから確認できる内容ばかりなので、

「たしか広告ブロック系を入れていた気がする」
「検索はたぶんGoogleを使っている」

といった、ふんわりした把握で問題ありません

このあと紹介するチェック手順の中で、自然と答えが見えてくることも多いので、まずは気負わず読み進めてみてくださいね。

検索結果が別タブで開くとは?仕組みと発生する主なケース

ここでは、「なぜ検索結果が別タブで開いてしまうのか?」を、できるだけかみ砕いて説明していきます。原因を知っておくことで、あとから紹介する対処法も理解しやすくなります。

ブラウザの既定挙動とユーザー設定の違い

通常、検索結果をクリックしたときの動作は、次のどちらかになります。

  • 同じタブで開く
  • 別タブで開く

どちらになるかは、ブラウザ側の既定設定と、ユーザー自身が変更した個別設定の組み合わせで決まります。

Microsoft Edgeでは、初期状態では「同じタブで開く」挙動が標準になっています。そのため、特に設定を触った覚えがない場合、別タブで開くようになると違和感を覚えやすいのです。

ただし、

  • タブに関する設定を変更した
  • 便利そうな機能をオンにした
  • 何かの案内に従って設定を許可した

といったタイミングで、知らないうちに挙動が上書きされてしまうことがあります。自分では意識していなくても、Edge側では「ユーザーの選択」として扱われているケースもあるため、まずは設定が影響していないかを疑ってみることが大切です。

検索エンジンや検索ボックス側の設定によるケース

検索結果を表示しているのはEdge本体ではなく、BingやGoogleなどの検索エンジンです。そのため、

  • 新しいタブで結果を開く設定
  • 特定の条件下で別タブを使う仕様

が、検索エンジン側で有効になっている場合もあります。

たとえば、検索結果をじっくり比較する人向けに、「元の検索画面を残す」目的で別タブ表示が採用されることもあります。この場合、使い勝手を良くするための仕様変更が、逆にストレスになってしまうこともあるんですね。

また、検索エンジンの設定画面を一度も開いたことがなくても、

  • 大きなアップデート
  • デザイン変更
  • 利用規約の更新

などをきっかけに、挙動が変わることがあります。「何もしていないのに変わった」と感じるときは、このパターンを疑ってみましょう。

サイト側のリンク属性(target=”_blank”等)やスクリプトの影響

検索結果そのものではなく、リンク先のサイト側が「別タブで開く」設定をしているケースもあります。

HTMLでは、リンクに target="_blank" という指定があると、新しいタブ(またはウィンドウ)で開く仕組みになっています。これは、

  • 外部サイトに移動することを分かりやすくする
  • 元のページを残しておきたい

といった意図で使われることが多いものです。

この場合、ユーザー側で完全に制御するのは難しいのですが、「Edgeがおかしいわけではない」と分かるだけでも、原因不明のモヤモヤはかなり減ります。後ほど、ユーザー側でできる現実的な回避策も紹介しますので、ここでは仕組みだけ押さえておきましょう。

拡張機能・ユーザースクリプト・外部ソフトによる介入

意外と多いのが、拡張機能による影響です。特に、

  • 広告ブロック系
  • タブ管理・効率化系
  • 検索結果を見やすくする補助系

といった拡張機能は、リンクの開き方に直接関与することがあります。

これらの拡張機能は、

  • 強制的に新しいタブで開く
  • セキュリティや安全対策として別タブを使う

といった動作を行うことがあり、本人が意識しないまま挙動を変えてしまうことも珍しくありません。

さらに、常駐型の外部ソフトや、以前に導入したユーザースクリプトが影響しているケースもあります。便利さと引き換えに起きる現象なので、まずは「拡張機能が原因かも?」と考えてみるだけでも、解決への近道になりますよ。

まず試す簡単チェック

ここからは、専門的な知識がなくてもすぐ試せる「原因の切り分けチェック」を紹介します。どれも難しい操作はなく、順番に確認していくだけで

  • Edge本体の問題なのか
  • 拡張機能が影響しているのか
  • 検索エンジンや設定が原因なのか

をかなり高い確率で見分けることができます。時間がない場合は、気になるところだけ試しても大丈夫ですよ。

プライベートウィンドウで再現するか確認する方法

まずは一番かんたんで、効果の高い方法です。

  1. Edge右上の「…」をクリック
  2. 「新しいInPrivateウィンドウ」を開く
  3. 検索して、結果をクリック

InPrivateウィンドウは、

  • 拡張機能の影響を受けにくい
  • 一時的な設定だけで動作する

という特徴があります。そのため、通常ウィンドウとの違いを見ることで、原因の方向性がかなりはっきりします。

ここで同じタブで開く場合は、拡張機能や個別設定が原因の可能性が高いです。一方、InPrivateでも別タブになる場合は、検索エンジンやEdge全体の設定を疑ってみましょう。

拡張機能を一時的に無効化して確認する手順

次に、拡張機能の影響を確認します。

  1. Edge右上の「拡張機能」をクリック
  2. 「拡張機能の管理」を開く
  3. 一度すべてオフにする

この状態で検索結果をクリックしてみてください。もし元の挙動(同じタブで開く)に戻れば、どれかの拡張機能が原因です。

原因特定のコツは、

  • 一つずつオンに戻す
  • オンにした直後に挙動を確認する

ことです。少し手間はかかりますが、「どれが原因か」をはっきりさせておくと、今後の再発防止にもつながります。

検索エンジンを切り替えて再現の有無を確認

Edgeの設定から、検索エンジンを一時的に切り替えてみましょう。操作自体は数クリックで完了します。

  • Bing → Google
  • Google → Bing

これだけで挙動が変わる場合、原因は検索エンジン側の設定や仕様である可能性が高いです。

「Edgeの設定をたくさん触らなくても直った」というケースも意外と多いので、ぜひ一度は試してみてください。

Edgeのタブ/ポップアップ関連設定を確認するポイント

最後に、Edge本体の設定を確認します。

設定画面で、

  • ポップアップの許可設定
  • 新しいタブに関する挙動

を一度チェックしてみましょう。

特に、便利そうに見える設定を何でも「許可」にしていると、リンクが別タブで開きやすくなることがあります。もし判断に迷った場合は、いったん既定(初期)設定に戻すのがおすすめです。それだけで挙動が落ち着くケースも少なくありません。

症状別の詳しい戻し方

ここでは、「原因はだいたい分かったけれど、実際にどう直せばいいの?」という段階の方に向けて、症状別の具体的な戻し方をまとめています。すべてを試す必要はありませんので、ご自身の状況に近いところだけ確認してみてくださいね。

Edge設定で『新しいタブで開く』挙動を戻す具体手順

まずは、Edge本体の設定から見直してみましょう。設定変更が原因の場合、ここを戻すだけであっさり解決することも少なくありません。

  1. 設定 → プライバシー、検索、サービス
  2. 検索と接続の設定を確認
  3. 新しいタブや検索結果の表示に関係しそうなオプションを確認
  4. 不要なオプションをオフにする

特に、「便利そう」「よく分からないけれどオンになっている」設定があれば、一度オフにして挙動を確認してみましょう。

基本は「既定(初期)のまま」に戻すのが一番安心です。元に戻して困ることはほとんどなく、操作に慣れてから改めて調整することもできます。

拡張機能が原因の場合の特定手順と対処

拡張機能が原因の場合は、少しだけ根気よく確認していく必要があります。

一つずつ拡張機能をオンに戻しながら、

  • どのタイミングで別タブになるか
  • どの拡張機能を有効にした直後に挙動が変わるか

をチェックしていきましょう。

原因が分かったら、次のいずれかで対応します。

  • その拡張機能を削除する
  • 同じ用途で、別の評価が高い拡張機能を探す
  • 必要なときだけオンにする

「便利だったから消すのが不安…」という場合でも、代替拡張機能は意外と見つかるものです。無理に我慢せず、使いやすい環境を優先しましょう。

検索エンジンや検索ボックスの設定を修正する方法

検索エンジン側が原因の場合は、検索エンジンの設定画面を開いて確認します。

  • 新しいタブで開く
  • 検索結果の表示方法
  • リンクの開き方に関する項目

といった設定があれば、一度オフにして挙動を確認してみてください。

設定項目は少し分かりにくいこともありますが、「検索結果」「リンク」「タブ」といったキーワードを目安に探すと見つけやすくなります。

サイト側での対応とユーザー側の回避策

特定のサイトだけで別タブが開く場合は、サイト側の仕様である可能性が高いです。この場合、ブラウザ設定だけで完全に直すのは難しいこともあります。

そのようなときは、

  • Ctrlキーを押さずにクリックしているか確認する
  • 右クリックから「新しいタブで開く」を無意識に選んでいないか見直す
  • マウス操作やショートカットキーの癖をチェックする

といった点を確認してみましょう。

「Edgeが壊れているわけではない」と分かるだけでも、気持ちがかなりラクになりますよ。

Edgeのリセット・プロファイル再作成で直るケース

いろいろ試しても直らない場合は、少し踏み込んだ方法を検討します。

  • Edge設定のリセット
  • 新しいプロファイルの作成

これらは聞くと少し不安になるかもしれませんが、

  • ブックマーク
  • パスワード
  • 同期データ

は基本的に消えにくい仕組みになっています。事前に同期がオンになっているかだけ確認しておけば、過度に心配する必要はありません。

「どうしても直らないときの最終手段」として覚えておくと安心です。

再発防止とおすすめのEdge設定

ここまでで一度は直っても、同じ設定や使い方を続けていると、また似た症状が出てしまうことがあります。そこでこの章では、「できるだけ再発させないため」に意識しておきたいEdgeの使い方と設定のポイントをまとめました。

拡張機能管理のベストプラクティス

拡張機能はとても便利ですが、入れすぎるとトラブルの原因になりやすいのも事実です。基本の考え方は次の3つです。

  • 必要最小限にする(使っていないものは思い切って整理)
  • 定期的に見直す(数か月に一度でOK)
  • 評価の高いもの・更新が続いているものを選ぶ

特に、「前は使っていたけど最近は使っていない」拡張機能が残っていると、知らないうちに挙動へ影響することがあります。定期的に一覧を眺めるだけでも、トラブル予防として十分効果がありますよ。

推奨タブ・ポップアップ設定

Edgeには、タブやポップアップに関する細かな設定がたくさんあります。

「便利そうだから全部オンにしておこう」と思いがちですが、実はこれが不調の原因になることも少なくありません。特に、

  • 自動で新しいタブを開く設定
  • 外部リンクの扱いに関する許可設定

は、挙動に直結しやすいポイントです。

迷ったときは、既定(初期)設定をベースにするのがおすすめです。まずは安定した状態で使い、必要になった機能だけ少しずつ調整していく方が良いです。

定期チェックリストと初動対応

「またおかしいかも?」と感じたときに、すぐ確認できるチェックリストを覚えておくと安心です。

  • InPrivateウィンドウで同じ症状が出るか確認
  • 拡張機能を一度オフにして挙動を見る
  • 検索エンジンを切り替えて再現するか確認

この順番でチェックするだけで、原因の方向性がかなり絞れます

トラブルは早めに対処するほど、手間も少なく済みます。「何か変だな」と思ったら、まずはこの流れを思い出してみてくださいね。

トラブルQ&A

ここでは、実際によく寄せられる疑問や、「ここまで読んだけれどまだ少し不安…」という声にお答えします。似たケースを知っておくだけでも、状況を冷静に判断しやすくなりますよ。

よくある質問

Q:特定サイトだけ別タブになります
A:この場合は、サイト側の仕様である可能性が高いです。多くのサイトでは、外部リンクや重要なページを開く際に「新しいタブで表示する」設定をあらかじめ組み込んでいます。そのため、Edgeや検索エンジンに問題があるわけではなく、ユーザー側で完全に制御できないケースもあります。

「いつも使っているサイトだけおかしい」と感じる場合は、まず他のサイトでも同じ症状が出るかを確認してみましょう。特定サイト限定であれば、ブラウザの不具合ではないと判断できます。

Q:全部試しても直りません
A:基本的な対処をすべて試しても改善しない場合は、プロファイルの再作成やEdgeの再インストールを検討する段階です。

少し大がかりに聞こえるかもしれませんが、プロファイル再作成は「設定の引っ越し」のようなものなので、意外と短時間で終わることも多いです。再インストールも、Edgeは標準ブラウザのため、手順どおり進めれば難しい作業ではありません。

「ここまでやって直らなかった=自分の操作が悪かった」というわけではありませんので、必要以上に自分を責めなくて大丈夫ですよ。

まとめ:最短で問題を直すためのチェックリスト

最後に、この記事の内容をぎゅっとまとめたチェックリストです。困ったときは、この順番を思い出してみてください。

  • InPrivateウィンドウで同じ症状が出るか確認する
  • 拡張機能を一度オフにして、挙動が変わるかを見る
  • 検索エンジンの設定や種類を切り替えて確認する
  • それでも直らなければ、設定リセットやプロファイル再作成を検討する

一つずつ順番に進めれば、原因は必ずどこかに見えてきます。焦らず、できるところから試してみてくださいね。